群馬県でおすすめの日帰り登山、歴史謎めく『物語山』コースタイム往復約4時間
2022年4月 群馬県の物語山(ものがたりやま)に行った登山記録です。
低山ですが、急斜面のガレ場などあり落石等に注意しながら歩いてきました。
下山後には近くにある荒船の湯(日帰り温泉)で入浴、気持ちよく疲れを癒しました。
登山概要
物語山は群馬県下仁田町にあり標高1,019m 群馬百名山に選定されています。
山名の由来は、昔この地の城が落城した時、城の財宝をこの山に埋め自害したという伝説の物語り、からついたと言われています。
山頂までは、前半ハイキング的な緩坂、後半は急斜面の森やガレ場という極端な登山ルートとなっています。
- 駐 車 場 サンスポーツランド駐車場(無料)群馬県甘楽郡下仁田町南野牧7481
- 登山 ルート 駐車場→登山口→物語山山頂→登山口→駐車場
- 所要 時間 約4時間(往復)
- ト イ レ サンスポーツランド駐車場にあり(無料)
登山記録
駐車場からつづら折りの林道歩き
国道254号線を長野方面に車を走らせていくと、左側に荒船湖・サンスポーツランド入口の看板が見えてきます。
左折すると目前に現れた物語山、これから登る伝説の山の写真を撮り駐車場へと車を進めます。
時刻は9時30分、先行登山者の物と思われる車が数台停まっていますが、駐車場所には十分に余裕があります。
駐車場奥のトイレをお借りして、登山靴を履き準備を進めます。
晴れていますが、気温は低く歩き始めはネックウォーマーと冬用グローブを装着、出発します。
駐車場横にある入り口から林道へと進み、ここから緩やかな登りの林道が1時間ほどつづきます。
杉林の道を、水の流れる音を聞きながら沢沿いに歩き進み、つづら折りを過ぎるといよいよ山の中へ入る登山口に着きます。
登山口からいきなり急斜面道
林道から山の中へ入ると、いきなり急斜面の道が続いていきます。
木の根が階段状に張り出す斜面は、滑らない様に慎重に足を運びます。
滑りやすい斜面にはロープが張ってあり、つたいながら登っていく。
景色はほとんど見えません、木々の間から光が差し込み幻想的な林が広がります。
尾根を横切り、斜面をトラバースすると次は急斜面のガレ場です。
ガシャガシャと踏み鳴らしながら、落石を起こさないように登り、西峰とのコル部へ到着!
ここは風が強く吹いていて、寒い。
今日は西峰には登らず南峰の山頂を目指します。
物語山山頂
尾根を右方面に進み山頂を目指します。
ここからも急斜面は続いていきます。
木立の間からは少しずつ景色が見えはじめ標高の高さを感じさせます。
コル部から10分ほど歩くと山頂に到着!
木々の間から、浅間山や妙義山などがきれいに見えます。
お昼ご飯を食べ、下山、今日の山歩き終了です。
下山後に2k程離れた場所にある、日帰り温泉『荒船の湯』で今日の疲れを癒します。
ここの露天風呂からは、今登ってきた物語山を正面に見上げながら温泉に入ることがでます。
今日の登山を振り返り、ゆったりとした時間が流れます。