浅間山の絶景を楽しむ日帰り登山コース 『黒斑山、トーミの頭』コースタイム往復約4時間
2023年4月 群馬県と長野県の県境にある『黒斑山』に登った登山記録です。
登山概要
黒斑山(くろふやま)は群馬県と長野県の県境に位置し、三重式火山である浅間山の第一外輪山です。
標高は2404mと第一外輪山のなかでは最も高く、山頂からは目前に雄大な浅間山・前掛山・取り巻く山々の絶景を見ることができます。
登山口の車坂峠から2時間ほどで山頂に行けることから、日帰りの登山コースとして人気のがあります。
↑車坂峠登山口と高峰高原ビジターセンター駐車場
交通アクセス
🚗マイカー利用は上信越自動車道 小諸IC下車→浅間サンラインを進み登山口駐車場へ 小諸ICから駐車場のある高峰高原ビジターセンターまで約30分
🚌バス利用は長野新幹線 佐久平駅よりJRバス高峰温泉行に乗り高峰高原ホテル前で下車 約1時間 料金¥1,400(片道)
- 駐 車 場
高峰高原ビジターセンター駐車場(無料)約50台 - 登山ルート
車坂峠登山口→槍ケ鞘→トーミの頭→黒斑山山頂→車坂峠登山口 - 行動 時間
約4時間(往復) - ト イ レ
高峰高原ビジターセンターにあり(無料)
登山記録
2023年4月16日 AM7:00 天気は曇りです。
登山口のある高峰高原ビジターセンターまで約1時間半、天気の回復を願いながら車を走らせます。
長野県に入ると予想以上の青空に胸を躍らせ、予定通りAM8:30に到着。
ビジターセンターの無料駐車場には、登山者と思われる車が数台停まっています。
駐車場の気温は7℃、予想以上の寒さを感じながら登山靴を履きはじめます。
山頂付近での強風も予想されるので、冬用の装備をザックに入れ出発準備完了です。
ビジターセンターのトイレをお借りしていざ出発!
ちなみに ここのビジターセンター内には、観光案内やカフェレストランなどがあり、充実した施設となっています。
詳しくは長野県公式観光サイトにて紹介されています。
車坂峠登山口
ビジターセンターから道路を挟み反対側が車坂峠(登山口)です。
時刻はAM9:00 気温は7℃ 標高は1973m
今日は黒斑山山頂まで 標高差約430m、距離2.5km₍片道)を約4時間で往復する予定です。
残雪の樹林帯と緩やかな登山道
黒斑山表コースより 登山道を進んでいきます。
静かな森の中には鳥のさえずりが響き渡り、心地よく足取りも軽くなります。
緩やかな上り道を進んでいくと日陰部分には残雪があらわれます
残雪とぬかるみ道が交互に続き、足元には注意が必要です。
『車坂山』を通過し『トーミの頭₍かしら₎』へ
登山口から20分程度歩くと、眺めの良い最初のピーク『車坂山』を通過します。
この辺りから稜線に出ると風が強く吹いています。
ここからは眺めの良い場所と森の中を交互に繰り返しながら進んでいきます。
1時間ほど歩くと雪の多く残る急登が続いてきました。
ここからは安全のため、チェーンスパイクを装着します。
森を抜け槍が鞘₍やりがさや)に出ると、目の前に突然現れる浅間山に圧倒されます。
ここからトーミの頭までは眺めの良い稜線上を一気に登ります。
東面の断崖と西面の針葉樹原生林との間が登山道です。
歩き始めてから1時間45分 トーミの頭に到着です。
ここは東側に突き出た断崖絶壁の頂部にあり、風がとても強く吹き飛ばされそうです。
気温は7℃ありますが、体感温度は氷点下ほどに感じます。
黒斑山頂へ
トーミの頭から黒斑山頂までは15分程度、ゴツゴツとした岩場の急登りと林の中を縫うように歩きます。
AM11:00 歩き始めから2時間、いよいよ今日の目的地 黒斑山山頂に到着です。
標高は2404m 晴れ渡る青空に周辺の浅間外輪山が一望できます。
山頂の展望を楽しみながら早めのお昼ご飯を取り 来た道を下山。
今回の登山も無事に終了です。
歩行距離5.0km₍往復) 行動時間4時間 標高差上り430m・下り430m