群馬県でおすすめの日帰り登山、『小野子三山』脚力必須の往復アップダウン
2022年4月、小野子三山(おのこさんざん)へ山歩きに行った登山記録です。
小野子山登山口からスタートして十二ガ岳山頂を往復するルートを歩いてきました。
急降下と登り返しの連続で、体力と持久力が必要な山歩きでした。
登山概要
群馬県渋川市と高山村の境界に連なる小野子山(おのこやま)・中ノ岳(なかのだけ)・十二ガ岳(じゅにがだけ)で小野子三山と呼ばれ、古い時代の火山とされています。
十二ガ岳の山頂は低山とは思えないほどの展望があり、新潟方面の山々をはじめ360度のパノラマが素晴らしい場所です。
- 駐 車 場 小野子山南登山口駐車場(無料)
- 登山ルート 登山口→雨乞山→小野子山→中ノ岳→十二ケ岳→登山口(往復)
- 所要 時間 約6時間半(往復)
- ト イ レ 登山口駐車場にあり(簡易式)
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登山記録
登山口駐車場
渋川市内の国道17号線を新潟方面へ進み〈白井上宿〉の信号を左折、国道353号へ。
約7km程進み道路上の標識〈小野子山登山口〉を右折、登山口方面の看板を頼りに進んでいくと小野子山登山口駐車場に着きます。
国道を離れると道幅は狭いですが、舗装されている道路なので乗用車でも問題無く走ることができます。
途中には周辺登山道案内板が設置されていて、満開の桜が見ごろを迎えていました。
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登山口から雨乞山へ
駐車場でトイレをお借りし、出発準備を整えます。
東屋の中に入山届が置いてあったので、記入して歩き出します。
2~3分ほど舗装道を歩いて『小野子山登山道入口』の看板があり、ここから山の中へ入っていきます。
登山口から尾根に出るまではしばらく急な階段が続き、息も絶え絶え登り進みます。
階段を登りきり緩やかな尾根道を進むと、最初のピーク雨乞い山(あまごいやま)に到着です。
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小野子山山頂
雨乞山山頂を過ぎると、しばらくは尾根沿いの緩やかな山道が続きます。
木々の間から正面に見える小野子山、左前方には十二ガ岳ピークが青空と一緒に見えます。
木立の中を歩きますが、少し開けた場所からはきれいな景色を見ることができます。
振り返るとさっき通り過ぎた雨乞山の山頂、その先には榛名の山々も見え、標高が少しずつ高くなっていることを感じます。
登山口から1時間半ほどで小野子山山頂に到着です。
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中ノ岳・十二ガ岳山頂
小野子山山頂で10分程の休憩を取ったあと、十二ガ岳に向かい出発します。
ここからは中ノ岳との鞍部までを一気に下降し山頂まで登り返す、脚力が必要な山道です。
帰りはここを登ってくるのか、と思うと下るのが惜しまれるほどの急坂がしばらく続き、
これから登る中ノ岳山頂もどんどん高くなっていくのがわかります。
鞍部まで着くと登り返しは見た目よりきつくなく、中ノ岳の山頂まで到着します。
山頂は樹林の中で、展望は無く道標のみ写真に撮り先を急ぎます。
ここから十二ガ岳まで向かう道も、急降下して登り返すルートです。
平坦な鞍部に到着すると、山頂まで登る道が「男坂」・「女坂」二つに分岐します。
「男坂」を選択して進むと、急な岩稜の尾根をロープや樹木につかまりながら登るルートでしたが、それほど危険は感じずに登れました。
急登りを過ぎるといよいよ山頂へ到着。
十二ガ岳の山頂では、谷川連峰や浅間山など360度の展望が広がり、ここまでの疲れが一気に吹き飛びます。
展望を楽しみながら、いつものお昼休憩です。
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女坂で下山
山頂でお昼を食べ、下山準備をします。
登ってきた「男坂」と反対方向にある「女坂」からの下山スタートです。
男坂とは違い、緩やかに山肌をトラバースしながら合流地点まで下っていきます。
ここから先は往路のアップダウンをもう一度進む気力と、体力が必要となります。
くじけそうになりながら(、何とか駐車場まで戻り本日の山行もこれで終了です。
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コースタイム 6時間21分 歩行距離8.9km 標高差上り1,371m 下り1,371m
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