初心者におすすめの日帰り登山, 埼玉県『粥仁田峠・大霧山』(コースタイム約３時間）
登山概要
2022年２月 埼玉県の大霧山(おおぎりやま）へ山歩きに行った登山記録です。
大霧山は埼玉県秩父郡皆野町と秩父郡東秩父村の間に位置し、標高766.6ｍ、比企三山（大霧山・笠山・堂平山）の１つ、低山ながら山頂の眺めがよいことで人気の山です。
駐車場 秩父高原牧場第二駐車場（無料）
登山ルート 秩父高原牧場駐車場→粥仁田峠→大霧山山頂(往復)
行動時間 往復３時間
登山記録
登山口駐車場
今回はいつも一緒に山歩きを楽しんでいるパートナーの、初雪上歩行です。
前日にスパイクとグローブを購入し、準備万端で雪の少ない山をリサーチ・・家から1時間半ほどの大霧山に決定！
翌日は朝から天気も良く目的地に向けてドライブ。
到着した牧場駐車場には登山者と思われるファミリーが１組、登山準備をしていました。
この牧場自体が高台にあることから、冷たい風が吹き付け予想より寒さを強く感じます。
しっかり上着を着て、いざ山の中へ。
粥仁田峠
舗装道路を10分ほど歩くと登山道へ入ります、舗装上の残雪はよけながら歩けましたがここからは無理そうなので、靴にスパイクを装着します。
雪道はガチガチに凍っていましたが、スパイクのおかげで難なく歩行可能。
少し急な坂を下ると、大霧山登山口の粥仁田峠に到着です。
粥仁田峠(かゆにたとうげ)は、江戸時代秩父から江戸へ向かう重要な峠だったみたいです。
＊今回装着したスパイクは、私はmont・bellコンパクトスノースパイク、初雪上歩行のパートナーはmon・tbellチェーンスパイクです。
枯葉道と雪上歩行
ここからは大霧山登山道を一気に登りはじめます。
広葉樹林の森なので、雪の融けた場所には湿った枯葉がぎっしり詰まっていて、スパイクの葉に刺さります。
高度が徐々に増していくと、木々の間から見える視界も開けていき、残雪の高さも増してきました。
そんな中、雪上歩行にあまり慣れていない私たちを尻目に、木の棒を杖替わりに運動靴でガンガン登っていく青年と出会い、その無謀さと気合の違いを見せつけられました。
大霧山山頂
粥仁田峠の登山口から歩くこと５０分くらいで、目指す山頂が見えてきました。
最後に５０ｍほどのきつい登りがあり、ついに山頂到着です。
少し冷たい風と最高の景色、いつもの事ですがここにくると一気に疲れを忘れます。
10名ほどの登山者が写真撮影や食事などを楽しんでおり、私たちもあったかいコーヒーとおにぎりを食べながら、晴れた山頂を満喫することができました。
おなかを満たし、一息ついて下山です。
凍り着いた下り道を慎重に歩き駐車場へ、本日の山歩きも無事に終了です。
低山ですが、山頂の景色が良いという評判もあり、たくさんの登山者とも出会いました。
駐車場へ戻ると、観光客やツーリング客などで賑わっており、朝しまっていた牧場の売店にはソフトクリームの行列も・・・で、おいしくいただいてきました。
歩き終わって
パートナーの雪山歩行初挑戦にはちょうど良い距離と登り道でした。
低山ですが、山頂の景色が良いという評判もあり、たくさんの登山者とも出会いました。
牧場駐車場へ戻ると、観光客やツーリング客などで賑わっており、朝閉まっていた売店にはソフトクリームの行列もできていました。
牧場を含め、登山初心者やファミリーハイキングにおすすめの登山コースです。
行動時間３時間20分(休憩30分) 距離4.3ｋ 上り329ｍ 下り329ｍ でした。
