初心者におすすめの登山コース、西上州のマッターホルン『小沢岳』コースタイム往復約3時間
登山概要
2022年４月、群馬県下仁田町の小沢岳(おざわだけ)に登った登山記録です。
小沢岳は標高1,089ｍ、頂上部が鋭くとがって見えることから西上州のマッターホルンとも呼ばれています。
鋭く尖ってみえる山頂ですが、難しい岩場登りなどは無く、しっかりと整備された登山道があるので、家族連れや中高年の初心者にもおすすめの山です。
行程が短い割に山頂の展望が良いことでも人気の登山コースとなっています。
小沢岳のコース状況などは下仁田町のホームページに掲載されています。
交通アクセス
🚌バス利用は上信電鉄下仁田駅から町営バスで『坊主淵』行で終点下車、林道を1.5ｋｍ(30分)歩き小沢岳登山口
🚙マイカー利用は上信越道下仁田IC下車、国道254号線から南牧方面へと進み、林道に入り小沢岳登山口駐車場へ。(下仁田ICから約20分)
- 駐 車 場 小沢岳登山口駐車場（無料）10台程度
- 登山ルート 小沢岳登山口→前衛峰→小沢岳→小沢岳登山口
- 所要 時間 約３時間（往復）
- ト イ レ 無し
国土地理院地図を加工登山記録
新緑の沢沿い歩き
登山口までは車で国道254号線を長野方面へ、下仁田の信号を左折県道45号線を進み鏑川を渡りすぐ右折、南牧川を渡り青倉方面へ左折172号線を行くと正面に尖った山(小沢岳)が見えてきます。
砕石プラント工場を過ぎ、大きなヘアピンカーブのところを右折してスーパー林道に入ります。
小沢岳登山口の看板を目指し進むと、駐車場へ到着します。
駐車場には先行登山者の車が１台だけ停まっています。
静かな山の中に沢を流れる水の音だけが気持ちよく聞こえてきます。
車道はここまでで行き止まり、駐車場所が道の両側にあります
歩き出すとすぐにゴツゴツとした岩場を進みます。
新緑に光が差し込みキラキラと美しい光景の中、気持ちよく歩いていきます。
なだらかな斜面をしばらく歩くと山道は90度右に曲がり、一気に明るい場所（八幡峠分岐）に出ます。
新緑と青空の美しいコントラストを見ながら進むと、すぐに椚(くぬぎ)峠の分岐に到着します。
以前はここまで車で乗り入れられたようです。
八幡峠分岐
椚峠前衛山
椚峠の分岐を小沢岳方面へ進むと、少し登りがきつくなってきます。
山の右側が開けてくると、遠く赤城山方面の景色が見えてきます。
本日初の眺望を写真に収めながら進んでいきます。
再び林の中へ入り、本日1番であろう一直線の急登を登りきると前衛山ピークに到着します。
椚峠の分岐から小沢岳方面へ
赤城山方面の景色がみえます。
杉林の急登
前衛山のピークに到着
小沢岳山頂
前衛山のピークを過ぎると、小沢岳山頂はもうすぐ目の前です。
林の尾根道をすすみ、最後の急な坂道を登ると景色が開けてきました。
まずは山頂少し手前で見えてくる素晴らしい眺望と遠くに見えるアルプスの山々が迎えてくれます。
山頂に着くと江戸時代に運ばれたと聞く大日如来像が安置され、信仰深さを感じさせてくれます。
西側にある展望場では、足元の山々の風景から遠くの山々まで見渡せます。
最後の急登り
山頂の展望
大日如来像
自然を満喫しながら下山
山頂で休憩後、展望を惜しみながらも下山を開始します。
今日は往復コースなので、帰りはゆったりと自然を観察しながら歩きます。
約３時間の山歩きを満喫して、下山完了です。
コースタイム約３時間 歩行距離5.9km 標高差上り528ｍ 下り528ｍ
