だった初心者におすすめのゆっくり歩く日帰り登山、長野県『湯の丸山』 コースタイム約4時間半
2022年4月 長野県の湯の丸山(ゆのまるやま)に行った登山記録です。
標高の高い山ですが、登山道は整備され歩きやすく初心者におすすめの登山コースです。
登山概要
湯の丸山は群馬県と長野県の稜線上にあり標高は2,101m、一帯は2,000mを越える高原地帯で観光客の多い場所でもあります。
レンゲツツジの大群落は群馬県の天然記念物にも指定されています。
駐車場 地蔵峠、湯の丸スキー場駐車場
登山ルート 地蔵峠→湯の丸山→湯の丸山(北峰)→湯の丸キャンプ場→烏帽子岳登山口
コースタイム 周回ルート 約4時間
トイレ 湯の丸スキー場駐車場にあり(無料)
![](https://take-a-rest.com/wp-content/uploads/2022/04/e9650e58e82c3db92258a74ba632e2ee.png)
登山記録
湯の丸山登山口からゲレンデへ
上信越自動車道を東部湯の丸インターチェンジで下り、県道東御嬬恋線を北に進みます。
『新張』という交差点の角から鹿沢温泉までの間、番号が付いた100体の観音様が一定間隔で道路脇に設置されています。
この観音様は、歩いて温泉地へ向かう人々の安全祈願と道標として設置されたと言われています。
80番目まで観音様を数えると、湯の丸スキー場駐車場に到着です。
この位置で標高はすでに1,700m、高原ホテルや売店が立ち並ぶ広い駐車場に車を停め出発準備を始めます。
駐車場のトイレをお借りして、歩き出します。
今回は初心者パートナーと共に、雪の残るスキー場ゲレンデ『湯の丸山登山口』から登山スタートです。
湯の丸スキー場駐車場
湯の丸山登山口
雪が残るゲレンデを登っていきます。
振り返ると駐車場が小さく見えます
鐘分岐まで
ゲレンデを登りきると、少し平坦な道が続きます。
雪の多く残るところは、踏み抜きに耐えながらもなんとか進んでいきます。
あずま屋まで来ると目の前にふっくらとした湯の丸山がきれいに見えてきます。
6月後半にはツツジが見ごろになる、ツツジ平を過ぎると鐘分岐に到着です。
ゲレンデを登り合流地点
踏み抜きを我慢しながら雪の上を進みます
あずま屋で水分補給 湯の丸山が正面にみえます
鐘分岐に到着
山頂まで一直線
鐘分岐から先はクマザサの登山道を山頂に向かい一直線に駆け上がります。
高い木立は無く、周りの景色を楽しみながら登ることができます。
途中立ち止まると、南アルプスの山々と手前に広がる雲海がとても綺麗に見えています。
岩場を登り進むと山頂はもう少しです。
山頂を見上げながら、クマザサ道を進みます
遠くに南アルプス、雲海も広がっています
岩場を登って行きます。
振り返ると浅間山が良く見えます。
![](https://take-a-rest.com/wp-content/uploads/2022/04/5900cf0b1b7e74866d0bf3bec794984f.jpg)
湯の丸山頂と北峰
ほどよく体が疲れてきた頃、湯の丸山2,010mの山頂に到着です。
ガレ場の広い山頂からは、360度の展望が青空と共に広がっています。
対面の烏帽子岳山頂には、歩いている人の姿もはっきりと見えています。
ここから広い稜線を歩き、隣の北峰を目指します。
湯の丸山山頂 対面には烏帽子岳
すぐ隣に北峰、遠くに四阿山、白根山
湯の丸スキー場、遠くに浅間山
北峰までの広い稜線
北峰から湯の丸山頂方面
北峰から見る烏帽子岳
キャンプ場へ下山
北峰山頂でお昼少し早いお昼ご飯と食べ、下山準備をします。
帰り道は、烏帽子岳方面にガレ場を下り、キャンプ場を経て烏帽子岳登山口に下ります。
下り道に残る残雪は滑りやすいので、ゆっくりと慎重に下っていきます。
烏帽子岳とのコル部まで下るとしばらく山肌をトラバース、キャンプ場手前で階段を下り
無事下山。
キャンプ場を横断して、湯の丸スキー場駐車場へ戻り本日の山歩きは終了です。
烏帽子方面にガレ場を下ります
雪の残る下り道
烏帽子岳との分岐のコル部を地蔵峠・キャンプ場方面へ
トラバース道を進みます
森を抜けキャンプ場へ到着
キャンプ場を横切り下山完了
コースタイム4時間半 歩行距離5.7km 標高差上り441m・下り441m
![](https://take-a-rest.com/wp-content/uploads/2022/04/3f11bb47d5bf43b541d350059e532409-320x180.png)